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2016/08/02

NIKKI

最近よく新刊屋に行く。だいたい1時間くらい見て回るのだが何も買わずに帰ることが多い。別に冷やかしに来たわけではなく、店に向かう時にはちゃんと何か買おうと思っているのである。しかしいざ本を探す段になると、急に家に積んである読んでいない本のことや、自分が働いている店にある茶色に焼けた本の安さなどを思い出して怖気付いてしまう。そのうえ自分のよく行く新刊屋は、古本で探しても見つからないものが置いていないことがほとんどだ。いわゆる名作とされるタイトルくらい常時揃えておいても良いのではないかといつも思う。数え切れない程たくさんある本のうち、買おうと思うものがないというのは非常に虚しい。その虚しさから1時間くらい粘るのだが、次第に腰が痛くなってくる。しかし自分の部屋へ手ぶらで帰るのもなんだか勿体無いような気もする。前の日と同じ部屋に帰るのは悲しい気分を起こさせる。そうしてもう一度回って、普通の人なら雑誌なんかを買うのかもしれないが、何も買わずに帰るのである。帰りに晩飯を買う時分になって、この金で本が買えたななどと考えるともうどこにも行き場がなくなっていっそ遠くに行きたいと思う。

2016/07/07

NIKKI

久しぶりの休みだったので外に出ず部屋でじっとしていた。本を何冊か読んだ。カミュの反抗の論理という、いわゆる手記というか、創作ノートのようなものの第2巻が新潮文庫から出ていて、それを読んで落ち込んだ。自分の普段思っていることのうち、他人には理解されないであろうことや、今更言うのも憚られるようなこと(それは決して言う必要が無いということでは無い)などを書物のなかに見つけるときに、安心すると同時にそれはもう何十年も前に言われているということに対する悲しさと、もどかしさを感じて素直に喜べない。現代においてもまだそれは色褪せずにあるのだろうか。確認するすべはなし。エンターテイメント全般に対する嫌悪は基本的に「何故そんなに能天気に楽しめるのか、本当に楽しいのか」という感じ方の違いからくるのであろうからして、どこかに同じような人間がいるかもしれないと考え落ち着くのもありかもしれないが、果たして自分と似たような人間をみて嫌悪が勝らないと言えるのか。抜本的改革が必要。本を読む以外には選挙に行かない理由を仮想のポリティカルおばさんに弁明する時のことを考えたりした。人は死ぬのでということしかいまは言えない。

 

反抗の論理―カミュの手帖2 (新潮文庫)

反抗の論理―カミュの手帖2 (新潮文庫)

 

 

 

2016/07/04

NIKKI

誰かを信奉することもできず訳の分からない理屈を信じることもできずそれをさも自分の意見で人に説くのも嫌でいろいろの事は分からないけどそういうものなんだと納得しきった様子で開き直るのも無理だしかといって何もしないことも叶わない、そんな状態で明るく元気にやっていくのは欺瞞ではないのかというのと同程度にそんな状態自体が自罰的パフォーマンスめいていて不快に思うなんて言わずにいられればいいのにね。素直が1番てマジ?

 

死霊(1) (講談社文芸文庫)

死霊(1) (講談社文芸文庫)

 

 

 

 

2016/07/01

NIKKI

バイト終わりにビールを貰ったので飲んでいたら、自分がほとんどアルコール中毒一歩手前だったのではないかと記憶している時期について、ふと思い出した。はじまったのは1年ほど前で、なにが発端だったのかはもう思い出せない、というかそれから7ヶ月くらいの間に起こったことの多くが思い出せないのだが、とにかくいつしか酒無しでは眠れないようになり、その酒もビールでは物足りなく、最後には安ウイスキー安焼酎という具合で、時間感覚も生活のリズムも狂うわでもう酷かったような気がする。深夜のコンビニ通いが辞められず、やり切れない気持ちをネットショッピング(これは未だにやめられていない)で紛らわすという生活だった。2月に身の回りの環境が変わったのを境に、酒を絶った結果生活リズムは大分良くなっだと思う。今でも月に2,3度飲む程度だ。またいつかあんな日々が来るのだろうか。今のところはコンビニ麺類の悪魔的旨さからも解放され、毎日慎ましく納豆を食べて生活し、浮いた金でネットショッピングをしている。

6月に聴いた音楽

MUSIC NIKKI

例によってlast.fmより

1. Radiohead A Moon Shaped Pool

今月唯一の新譜。これはまあ無難というか、生涯最も聴いたであろうバンドがRadioheadなのでこうなるほかない。アルバムに発売前はたしかBurn the WitchとDaydreamingの2曲がMV公開されていて、その時は前者の方が好ましく感じたのだが、アルバムを通して聴いてみるとBurn the Witch以外が良いというか、その曲だけ全体から浮いているように感じた。True Love WaitsがマイクラのBGMっぽくて良い。

A Moon Shaped Pool

A Moon Shaped Pool

 

 2. 戸張大輔 — ギター

このアルバムはもう年間ベスト(その年のものではないアルバムにこの用語を使うのが正しいのかは不明)と言えるくらいきいたのだけど、今月もまたずっときいていた。何も考えずに聴ける、無と最高に相性の良いアルバム。

ギター

ギター

 

 3. Hermeto Pascoal — Festa dos deuses

ジズモンチに次ぐ私的ブラジルっぽい音楽ブーム第二波。声にメロディとコードつけるのにハマってずっときいていた。

神々の祭り

神々の祭り

  • アーティスト: エルメート・パスコアール,ルシアーナ・スーザ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2014/07/23
  • メディア: CD
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 4. Arto Lindsay — Noon Chill

曖昧な存在聴きまくったのでつぎはこれという感じで買った。blue eye shadowはyoutubeのライブ音源よりBPM遅くてあれってなったけどこれはこれでいいというかもうベースが好きすぎてベース練習しはじめた。

Noon Chill

Noon Chill

 

 5. Derrick May — Innovator

ブラックマシンミュージック読んだので買った。あまり覚えていない。Perfumeっぽいフィルがあったような。

Innovator [帯解説 / UHQCD仕様 / 2CD / 国内盤] (BRC478)

Innovator [帯解説 / UHQCD仕様 / 2CD / 国内盤] (BRC478)

 

6. Alexander "Skip" Spence — Oar

昨日買って今日まで聴き続けた。今月ベスト。

Oar

Oar

 

 

7. Steve Reich ー Different Trains / Electric Counterpoint

図らずもパットメセニーのアルバムを買うことになろうとは。Different Trainsはパスコアールと手法的に似ている。Electric counterpointのほうは途中のベースがエモいです。

Electric Counterpoint / Different Trains, Electric

Electric Counterpoint / Different Trains, Electric

 

 8. Taylor McFerrin — Early Riser

なんで?

Early Riser

Early Riser

 

 9. Air — Moon Safari

Airはエアーではなくエールです飛行機のあれと同じです。Airを初めて知ったのはpunpeeのmixed biznessでだった。なんだこの気だるさタクシードライバーのテーマの再来か?とか思って調べたらヴァージンスーサイズというソフィアコッポラ(あのコッポラの娘)の映画のサントラに入っていて、というかサントラをAirが担当していて、すぐにCDを買った。という感じで、このまえ近所のレコード屋に行ったらこれがあったので買って聴いた次第。

Moon Safari

Moon Safari

 

 10. Funkadelic ー Free Your Mind & Your Ass Will Follow 

これもブラックマシンミュージック経由。ファンクとはJBのようなものなのではと思っていたので予想外にジミヘンぽくて結構ハマった。デリックメイよりUFOっぽい。

Free Your Mind & Your Ass Will Follow

Free Your Mind & Your Ass Will Follow

 

 

番外として、micachuのfallとninjatune podcastのthundercat回とjai paulのbtstuもよくきいた。

2016/06/30

NIKKI

悩みの種が一つなくなった。次はなんだろう。6月も終わりだしきいた音楽まとめるかと思ったらipodいかれて全曲消えたので1万曲の同期終わったらやるかもしれないし明日にするかもしれないし今月はやらないかもしれない。なにせ先月とそんなに変わってないから。ツイッターでも言ったけどスキップスペンスのoarが良くて昨日からずっと聴いてる。フォーク別にそんなに好きでもない(あまりきいてない)けどこれは、アシッドフォークなのかな?一応、まあとにかくよくて、調べたら一人で作ったっぽくてつくづく自分は宅録が好きなんだなと思った。どうして好きなのかはわからない。わからない方がいい気がするわかってしまった瞬間もう熱中できなくなるように感じる。自分も宅録してみたらいいのかもしれない。今日福音書読み終えたので岩波文庫ででてる口語訳聖書のうち絶版になっていないものを読みきったと思ったら使徒のはたらきがあることがわかった。古本屋であまり見たことがないので家にある分厚いでかいので読もうか迷う。正直でかいと外に持ってきづらいしなによりあまり人に見られたくない。そっちのほうでは旧約のやっと半分くらいまですすんだ。それが終わったらホメロス読んで次は神曲で次は何を読めばいいんだろう。2ヶ月前くらいに日本文学も読んだ方がいいんだろうな本屋だしと思って散々迷った挙句埴谷雄高さんの死霊に手を出したが講談社文芸文庫版の第一分冊で止まっている。結局自分は西洋かぶれなのかもしれないないやだなと思って南方熊楠関連読んだりまた外文にもどったり同時に読んだりとでもう何もわからない。だれかスキップスペンスについて教えて下さい。アシッドフォークなんですか? とりあえず今月のプレイリスト 2016/06/30 - YouTube

Oar

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死霊(1) (講談社文芸文庫)

死霊(1) (講談社文芸文庫)