フライングロータスとオタク -FLYING LOTUS 単独公演 2014.12.05 FRI at 品川 Stellar Ball-

12月5日に品川ステラボールで行われた、一日限りの単独公演に行ってきた。こういう感じのイベントに行ったことがあんまりなかったので(今年の5月にLiquidRoomであったマルチネのイベント以来二回目)どういうのが普通なのかよくわからなかったけど、素人なりの感想を簡単にまとめたいと思う。

 

ソールドアウトしていただけにステラボールのキャパ目一杯くらいの混み具合だった。そんなわけで全体の客層みたいなのは詳しくわからなかっただけど、イメージ的には最前列に強そうな外国人が陣取っていて、そのすぐ後ろらへんに所謂こういうイヴェントにいそうなエミネムみたいな人たちがいた。残りは殆どサラリーマンみたいな人たちとオタクルックな人たちで構成されてて結構意外な感じがした。

オープニングアクトで見たDorian Conceptは凄い優しそうな感じの金髪白人で、Appleとかで働いてそうだな、とか思ってたんだけどDJ自体は見た目とは裏腹に結構ゴリゴリに踊れるビート主体だった気がする。ただ、めっちゃ盛り上がってるときにいきなり音をぶった切って次のリズムパターンに繋げたりするから、その辺が日本人のしか聴いたことない僕にとっては結構意外な感じだった。すんなり繋げていくってよりは矢継ぎ早にいろんなビートを繰り出すような。割と手元でごちゃごちゃやってて派手な印象が強かった。もうちょっと長く見ていたかったかも。

 

それからフライングロータス本人が登場。ガスマスクに金ピカの眼鏡といういでたちで、ガタイの良さと相まって正直怖かった。ステージがまた結構特殊な感じで、背面のデカい平らなスクリーンと最前面の幾何学的なキューブ型のスクリーンの二つで四角い箱みたいな空間を作っていた。左右に一機ずつLEDのタワーみたいなのがあってずっと光ってた。背面と前面の半透明なスクリーンによって疑似3D映像を作り出して、その中にラップトップとフライングロータスが入っているイメージ。ただ正面から見ないと映像が結構ぐちゃぐちゃに見えてしまうのが残念だった。

 

映像の内容だが、基本的には激しいフラッシュとともにWindowsXP時代のスクリーンセイバーをもっと高度化して3Dにした感じのが多くて、PVとかがある曲に関してはアニメーションとかがその都度流された。

 

音楽は基本的に新譜(You're Dead!)からがやっぱり多かったけど、Cosmogrammaから僕の好きなZodiac Shitなんかも映像付きで使われてたので結構良かった。今回サンプリングされた形で聴いてみると、案外歌ものっぽい曲が多かったのかもしれない、なんて思った。切り取り方の問題かもしれないけど、アルバム通しで聴いてるとなんか旋律の印象が薄かった曲が、結構キャッチーなメロディラインだったんだな、みたいな。

 

しかしながらやはり特筆すべきはなんといってもFFⅦのことだろう。突然戦闘終了時のファンファーレっぽいのが流れてきてもしや、と思っていたら次の瞬間普通にFFⅦのBGM(たぶん魔晄炉か神羅カンパニーで流れてたやつだと思う)がかかって、僕はひとりでメチャクソ興奮していた。しかも映像が、「フライングロータスが炎の中でDJやってる」みたいな感じで、完全にニブルヘイムのセフィロスだった。

調べてみたらフライロー自身結構オタクっぽいらしい。

見た目は完全に怖い外国人(MCでも汚い言葉を吐きまくってた)だけど意外な一面が見れて結構良かった。そもそも新譜のイラスト描いてる駕籠真太郎さんなんて普通に日本のエロ漫画家だし、さっき挙げたZodiac hitのMVにしてもそうだけど、やっぱりこういう日本、アジア的なものに惹かれる時期ってあるような感じがする。

 

 


Flying Lotus - Zodiac Shit (Official Video) - YouTube

 

途中でフライングロータスがラッパー名義であるCaptain Murphyとして歌ったりもして、そこが中盤一番盛り上がった場面だと思う。その時が一番、僕のイメージしていたDJイベントっぽい感じだった気がする。アンコールでは、たぶん本アルバム一番の目玉タイトルである「Never Catch Me」をやった。

 

あんまり演奏してるって感じじゃなかったとは思う。なんかエモい曲選に合わせてフライローがエモい動きをしてるのを映像とともに楽しむみたいな。アフター行けばそれっぽいのも見れたのかもしれない。

 

 

 

 

Cosmogramma [ボーナストラック・解説付き国内盤] (BRC254)

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フラクション

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ファイナルファンタジーVII

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