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2016/04/17

NIKKI

アイデンティティクライシスにぶちあったった若者(はたしてそんな人間が現代にいるのか不明だが)が取りうる道は幾つかある。1つは何かしらの物語にコミットすることにする方法。それは社会人になり家庭を持つことであったり、バンドマンになって夢を追いかけることだったり青土社の雑誌を買うことだったりする。これができれば幸せになれそう。次に思い浮かぶのは太宰を読んで真似すること。本人は辛そうにしつつも実は幸せなことが多く、むしろこれで死んでしまったりした場合は事故としてカウントされる。あと一部を除いた周りの人間から嫌われがち。思いつく限りだとあとスノビズムとかがある気がするけどこれも1番目のものに吸収される場合が多いうように思う。そしてもう一つ注意すべきは「くだらないものだという認識を持ちつつあえて」というポーズ自体、実はくだらないと思っていないその他大勢のポーズによって相対的にのみ成り立ちうる態度だということだ。周りが真面目に考えればこそ不真面目であるあなたのナルシシズムは保証されている。全員スノッブになったら行政とか成り立たなさそうではある。