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2016/06/20

NIKKI

90年代に生まれた人間にとってのフュージョンがなにを意味するのか。ニューウェーブ、インダストリアル、テクノその他。例えば30年前の若者がドライブするときにきいていたのかもしれないと想像してみるが誰かに尋ねるか文献にあたるかしないと真偽のほどは確かめられないしそもそもこの想像がどこから来るのかもわからない。おそらく交通情報のBGMのせいだろうが。ところであそこでかける曲は誰が決めていて、誰にどれくらいの使用料を払っているのだろう。いずれにせよ音楽だけきいてもその時代のことはわからない。音楽からその背景は見えてこないが逆方向の影響は少なくないだろうと思えるし無視できない。そうなるとジャンルその他方法論を踏まえた年代/時代的考察が妥当に思えるがただ音楽を聴くためだけにそれらの労力を費やすのはコスパ的にどうなのかとも思う。単に好き嫌いで決めれば良いのかもしれないがその単に好き嫌いという心理自体時代背景からの影響は大きいように思えて結局堂々巡りする。vaporwaveを聴くときなぜか落ち着くのはそのサンプリング元である音楽(この場合音響的な側面が音韻的側面よりも前面に出ている気がする)をどこかで(更に大切なのはそれが昔であるということかもしれない)きいたことがあるからなのだろうと考えると50年後のこういったムーブメントがどうなっているのかと興味がわかなくもない。それはそうとサンプリング元になっているような楽曲のピッチを下げることで声にかかったエフェクトとかシンセドラムの特徴が露悪的とすら言えるほどに引き伸ばされ、強調されることにより安眠効果が得られます。